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介護の食事は小さくカットして柔らかくする

りんごを丸かじりしたり、ステーキをバクバク食べたり、硬いお煎餅をバリバリ食べるなど、若く健康だからこそできる行動です。
健康に自信のある人なら問題はありませんが、介護の食事を用意する場合はこういうわけにはいきません。
特に高齢者で介護が必要になっている人の場合は、飲み込む力自体も弱くなっていますし、歯も失われたり歯肉の力や噛む力自体が低下をしています。
肉じゃが一つ作るにしても、大きな芋や人参のままだと、そのまま勢いよく口に入れて食べるのはまず不可能です。
噛むことが苦手になっているので、うっかり丸呑みして喉でも詰まらせたら大事になってしまいます。
若い人とは違い介護食を準備する際には、まずは食材をできるだけ細かくカットすること、人によってはミキサーでドロドロにするくらいの配慮が必要です。
できるだけ料理は柔らかくすることが肝心であり、もともとの食材が柔らかいか、もしくは野菜などは小さく切ってさらに良く煮て柔らかくして食事に出します。

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