初めて家族の介護をするのであれば、知っておくべきなのは思いのほか体力勝負ということです。
体が不自由な相手の世話をするのですから、普段自分が何気なくやっていることを、全てサポートしなければなりません。
どのくらいの介護が必要かにもよりますが、若く健康な人ならば問題なくできる行動も、スムーズに一人ではできないことがしばしばです。
ベッドに横になっているのを置きあがるだけでも、本人にとっては重労働ということもありますし、寝がえりなども補助が必要になることもあります。
1回や2回くらい体を支えるくらいなら、さほど負担を感じなくてもこれが四六時中何回もとなると、じわじわと介護をする側の身体に負担がかかるのは避けられません。
一生懸命にサポートをするのは素晴らしいですが、自分に体を労わることも忘れないことです。
栄養は食事からしっかりととって、ストレッチや筋トレなども無理ない程度でやるとか、睡眠を十分にとるなども、健康維持のための秘訣になります。